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30秒、前へ [つれづれなるまま]

昨日、人生二度目のフルマラソンを走った。
昨年は震災のため中止となった長野マラソン。
二年分のさまざまな思いとともに、気持ちよく晴れた信濃路をかけぬける。
朝は涼しく、絶好のマラソン日和。
中盤から良く晴れ、やや暑くなることが心配だったが、
実際には丁度良い暖かさでゴールまで行けたと思う。

結果は、一昨年よりも30秒の進歩。
内容は大変ふがいないもので、
4時間前後などと一時考えていた目標などにはほど遠いものの、
トレーニングが思うようにできていなかったコンディションのなかでは、
出来る限りの、まずまずのパフォーマンスだったと思う。

とにかく今年は走りこみが絶対的に足りなかった。
それで、時間がない中でも、チャンスがあれば長い距離だけは何度か走らなければ、
と、直前に20キロ・25キロ走を敢行。
初マラソン時に認識していた課題を、体で再確認した。
スタートブロックは結局7000番台になってしまったので、
あとは気をつけるべきは次の2点。
①エネルギー切れを起こさない。
②あの足の痛み(痙攣?)を出来る限り遅らせる。

4日に20キロ走ったときは、18キロあたりで足の痛みが出てしまった。
この調子じゃフルはとても走れないと感じた。
9日に25キロ走ったときは、完全にエネルギー切れを起こし、家で身動きが取れなくなった。
フルなんてとんでもない話だ、と思った。

そこから6日間は開き直って練習もせず作戦だけを考える日々。
上の二つの課題対策はもう単純で、
①給水・給食をしっかり摂る。
②前半抑える。
結局行き着いた結論はこれだけ。

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新年度が始まる [つれづれなるまま]

昨日は新一年生の準備登校日で、生徒会ガイダンス。
今日は2・3年生の始業式でした。

昨日の生徒会ガイダンス、
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新3年生の役員が頑張って作った会ですが、
なかなか工夫が随所にみられました。
パワーポイントのつくり方や司会の喋りなど、
ちょっとしたところが、
凝ったつくりになってきました。
今日、始業式後に生徒会役員会があったので、
少し感想を述べさせていただいたのですが、
工夫しようという意図が明確になってきている一方で、
技術はまだまだ、ということですね。
勉強と練習。これができれば、
生徒会行事の完成度はグッと上がると思います。
次は月曜の「対面式」。楽しく元気のいい会になることを期待。

今日は離任式と新任職員紹介と始業式。
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明日は入学式です。

それにしても、ここのところ、
仕事が多岐にわたりすぎていることにようやく気付き始めました。
今日は生徒会の役員会に出て、ああ、こういう仕事は特に面白いな、
と思う一方で、「事務局」のお仕事もそうですが、
他の仕事ばかりに追われてなかなか生徒会の面倒がみられません。
いやその前に軽音楽部の面倒をみなさい。
いや、その前に軟式のグランドの、いや新聞委員会が先で、いや制服のあの、いやまてあさって「後援会」の会議で…その前に戸倉…いや明日の入学式で…えーとえーと…、編集会議はいつだったか…。

明日も月曜も午後は出張。
教職の本分は授業をすることですが、
はたして授業中心の仕事だろうか、この仕事は。

千西一遇20号も近々発行するため、鋭意取材中です!
その前に…明日、明日です!
6日(金)の信毎朝刊をごらん下さい。
入学式という記念すべき日に、
新聞委員長のM君が全県版の記事を担当しました。
今回の取材にも気合が入って、かなりの時間を費やしました。
乞うご期待!




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春の東海遠征~ [部活]

愛知⇒静岡と遠征に出かけてきた。
新入生が入る前の大型遠征。
新2・3年生が「先輩」として成長できるか、
そんな課題もあったと思う。
今年は愛知での練習会に続き静岡の練習会にも久々に参加させていただいた。
全6試合、2泊3日の中に、成長のきっかけが沢山詰まっていたと思う。
特に名城大附さんとの試合はこのチームにとって大きな経験になっただろう。
その後の試合に、そのコンセプトがはっきり見られるようになってきた。
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今日は約1年ぶりに館林高さんへお邪魔した。
上田は雨だったようだが、館林は午前中雨も降らず暖かだった。
この試合でも、ミスはあるもののコンセプトがはっきりしていたと思う。
まもなく本格的に新入生を迎える。
自分たちのチームカラーは模索中だが、
また新たな歴史が始まりつつある。
ここ数試合で、大きく一歩を踏み出したという気がした。
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それにしても、
個人的には、長野マラソンへの準備がまったく滞ってしまい、かなりのピンチだ。
目標をタイムから「完走」へ切り替え、
なんとか時間がない中でも出来る限りのことをしたい。

嬉しいことが続いている。
大切に、大切に、生きて生きたい。
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終業式にて報告 [行事等]

昨日は1・2年生のみでの三学期終業式。
自分のクラスのいない終業式というのも久々で新鮮だったが、
この終業式のなかで、
フィリピン医療ボランティアに参加した3年3組の4名が、
活動の報告を行った。
時間はわずか10分強だったが、
大変濃密な、人の心を動かす発表だった。
卒業したばかりの生徒がこうやって終業式で話す、
というのは珍しいのではないかと思う。
そういえば昨年はIさんが授業やその他で発表をしてくれた。
そちらもIさんらしい活き活きとした言い発表だったが、
今回は全校への発表。
予定では先週末に原稿などが完成しているはずだったが、
遅れに遅れ、当日の朝にやっと確認するという、
やや不安な展開だったのだが、
蓋を開いてみれば大変落ち着いたいい発表になった。
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1・2年生の皆さんも、何かを感じ取ってくれたと思う。
先生方からも多くのお褒めのことばをいただき、あらためてこの4名の力を感じた。
西高はこういう先輩のいる学校だ。
後輩たちが、それにつづいてほしい。
(近く、今回の発表の原稿をウェブサイトにアップしてもらう予定。)


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開幕~恵那&早大学院 [部活]

いよいよ今シーズンが開幕した。
開幕戦は11日に対恵那高校さん。
やや遠いものの、とても明るく元気のいい恵那高校さんは、昨秋東海の覇者。
胸を借りるつもりで挑んだが、よい試合になった。
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そして昨日(18日)は早大学院さんと。
西高初全国のときに一緒に初全国、
昨夏も二年連続全国をともに勝ち取った。
戦績は早大のほうがずっと上で、
こちらも胸を借りるつもりの試合。
やや小雨のぱらつく中だったが、いい試合になった。
まだまだ春の開幕直後で、ミスは多く、チームとしての成長はこれからだが、
それだけに、もっと伸びるはずだという期待が高まる。
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11日の試合では、中断して「黙祷」を行った。
好きな野球が出来ることを、大切にしたい。
当然のようにみんなに会えることは、とても幸せなことだ。
ひとつひとつの瞬間が、嬉しく、かけがえのないものだということが、
本当に実感できる。
大人になったなぁ。
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アメーバ的生き方 [つれづれなるまま]

先日、今年度最後の倫理の授業で、
七ヶ浜ボランティアで知り合ったOさんにゲストスピーカーとして来ていただいた。

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普段は農業をやっているOさん。
ここのところ雪が続き、農作業が出来なかったという。
とても良く晴れたこの日は、
本当はたまっていた作業をどんどんやらねばならない、
そんな日だったにもかかわらず、
1時間以上かけて西高に来てくださった。
(そのときの様子は西高サイトに紹介していただいた

僕が一番心に残ったのは、
「アメーバ的な考え方、アメーバ的な生き方」ということばだ。
「こうでなきゃならん、とか、固まっちゃいけない」とOさんは言った。
70歳目前のOさんが言うから、重みも深みもある。
僕らは大人になるにつれ、
自分はこうでなければならない、こうあるべきだと考えがちだ。
もちろん、社会人として最低限の常識とか教養とか、善悪の判断とか、
そんなものは持ち合わせていなければならない。
しかし、それだけになったら、前へ進めなくなる。

ところで、進むべき“前”とはどこだろうか。
だから、アメーバ的な考え方が大切なんだろうと思う。
どこか一つの方向だけを目指したら、硬直した思考になってゆくのだ。
アメーバのように、自由自在に、どこへでも行きたい。
いつでも頭をやわらかくもって、
様々な「世界」から学び、いつでも脱・自分を実現してゆきたい。


吉本隆明が亡くなった。
時代は過ぎてゆくな、とまた思った。
尊敬すべき友人たちのバンドもひとつの区切りをつけたという。
いつでも常に、次の時代は始まる。
どこへ行くべきかは、いつでも変化している。
ただ、(吉本隆明がいうように)退歩することはありえない。
僕らはやわらかい脳みそをフル稼働させて、いつでも前へ行くのだ。


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七ヶ浜より③ [つれづれなるまま]

「社会とつながっていること」を実感
 今回は学校独自企画ではなくN社のツアーバスを利用させていただきました。県内各地から集まったさまざまな方々と一緒に活動できたことが何よりも新鮮でした。当然、活動の仕方も学校で企画するのと違い、あらかじめ内容があるのではなく、一般の方と同じように朝の「マッチング」で決められます。僕らは、そうした普段のボランティアセンターの実際を知ることが出来ました。

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七ヶ浜より② [つれづれなるまま]

 一日目は畑の再生作業を行った今回のボランティアツアー。
 3組の8名を連れての試みは、学校独自ではなくN社のツアーバスを利用させていたことで、県内各地から集まったさまざまな方々と一緒に活動できたことが何よりも新鮮でした。当然、活動の仕方も学校で企画するのと違い、あらかじめ内容があるのではなく、一般の方と同じように朝の「マッチング」で決められます。

 七ヶ浜町災害ボランティアセンターは、同町のやや高台にある生涯学習センターやサッカースタジアムなどの公共施設が集まる中の室内ゲートボール場に設置されています。このセンターの施設・設備は充実しており、スコップやゴム手袋、長靴などを貸し出せるよう用意されていました。すぐ向かい側には「仮設住宅」が何件かあります。

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50期生

第50回卒業式が無事終わりました。
皆様ありがとうございました。
そして卒業生諸君、ご卒業おめでとうございます。
W担任、しかも2年生から担任に加わるイレギュラーな形でしたが、
なんとかここまで来ることができたのも皆様のおかげです。
PTAでは学年での盛大な祝賀会、クラスでの暖かい「謝恩会」を開いていただき、
有難うございました。

教壇に立つと喋りたいことが一杯出てきてしまう性格です。
個々に伝えたいことが沢山ありました。
しかし、主役は生徒。
生徒たちのこれまでの活躍を振り返り、
リラックスした良い表情で皆が楽しんでくれたことに、
とても嬉しく思いました。
こんなにも明るく行動的なクラスに恵まれて幸せです。

卒業式での「呼名」、僕はT先生にやってもらうか、
これまでもW担任によくあったように、半々でやるつもりだったのですが、
T先生が僕に全部やれというので、
僭越ながら全てやらせていただきました。
本当に僭越ながら、です。
たぶん僕が「呼名」好きだということを知ってのことだったのでしょう。
T先生ありがとうございました。
3組は「呼名」を練習したんです。
卒業式にお越しの皆様、どう聞こえましたか?

クラスでの「謝恩会」が終わった最後、
生徒のAさんが、
「先生私の返事どうだった?」と嬉しそうに聞いてくるので、
「素晴らしかったよ」と答えました。本当に素晴らしい「返事」でした。
別に軍隊式の返事をやろうとしたわけではありません。
後ろにいる保護者の皆さんに聞こえるように、
そして、三年間のうちにどんなことがあれ、
胸を張って卒業するんだという決意を、呼名と返事に「表現」したい、
というだけのことなのですが、
Aさんは「練習」でおなかから大きな声が出せず、
僕に何度もやり直しを命じられていたんですね。
ある他の生徒Kさんは、家で返事の練習をしていたといいます。
「祝賀会」のときに保護者の方からこっそり教えていただきました。

学生の頃なら、僕がそういうことにこだわるということは、
まず考えられませんでした。
ところが歳をとるにつれ、案外そういうことが好きになってきました。
これを良い傾向とみるべきか悪い傾向と見るべきか良くわかりませんが、
人生では、適切なときに適切な「表現」をする必要があるのだ、
と考えるようになってきていることのあらわれかもしれません。

ここでで言う「適切な表現」というのは、
例えば、TPOに応じた適切な丁寧語、謙譲語、尊敬語を使い分けること、
という意味での「表現」ではありません。
それは「芸術表現」に近い「表現」です。
スポーツでも音楽でも絵画でもいいのですが、
人生の中では、なんらかの「表現」が必要とされるということ。
しかもそれが適切なタイミングといいますか、
表現しなければならない瞬間というのがあるんだということですね。
それで、その「表現」は、場合によっては「勇気」を必要とします。
「表現」の瞬間に、自分が殻を破り、新たな自分へ脱皮することができる。
そういうった「表現」です。

引っ張ってゆく、導いてゆくだけではなく、
ちょっとだけ後ろから背中を押してあげることができる、
しかもその「押したこと」に気付かれない、
そういう教員にならなければならない、
と大村はまは言っていたような気がします。
(記憶違いだったらごめんなさい)
しかし、3組の卒業生は、
僕が背中を押す前に、どんどん前へ進んでいってくれました。
むしろ僕が背中を押され、勇気をもらいました。
卒業生諸君、本当にありがとう。
これからも、世界に、その優しさや勇気を伝え続けてください。




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23年度予餞会 [行事等]

昨日の午前中は大雪でした。午後にはすっかり晴れましたね。
それでもだいぶ積もりましたね。
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そんな中の予餞会準備。終わったのが23時過ぎという、まるで文化祭前のような日でした。
今度の新役員は、みんな予餞会を「こうしたい」という思いを強く持っているようで、
細かいところの演出などにとてもこだわっていました。
見ていて大変頼もしく思えました。
まだまだ、ツメの甘いところや時間の使いかたについて非合理的な部分も沢山ありますが、
これは絶対に、これから力が付けば、
なかなかいい西高祭を創れるな、と思ったのです。

さて、そんなわけで、本日はもう予餞会でした。
一応の三学年の担任として、「ああいよいよここまで来たか」と少しほっとした気分です。
とはいえ、生徒会係の教員でもある僕は、
今日だけはどうもクラスのほうに意識がいかなくて申し訳なかったな、と思います。
新役員にとっての初行事。やきもきしながら見守りました。

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