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癒えるまで、あとすこし [つれづれなるまま]

腓骨筋腱炎、だいぶ良くなったがまだ痛みがある。
あと数日、という感じがする。
土曜から昨日まで4回の水泳。今日はプール休館。
4回のうちにだいぶ楽に泳げるようになってきた。
というか、慣れて楽な泳ぎ方が少し分かってきた。
で、楽な泳ぎ方をすると強度はそれほどないことも分かってきた。
足関節に負担がかからない泳ぎ方では、
結局足を鍛える、ということは出来ないわけで、
だんだん脚力が退化しているような気がする。
2週間走らなければどんどん筋力が弱ってゆく。
体重は毎日減っているが、体脂肪率は毎日増えるという、
最悪な状態になってきた。
ただし、内臓脂肪レベルは下がった。
たった数日でどうこう言うことはできないのだけれど、
水泳の場合、有酸素運動で内臓脂肪は落ちるが、
水の中で体温を保つための皮下脂肪はつくんじゃないか、という気がする。
別に減量のためにやっていることじゃないのでいいのだが、
ランニングのためにも筋トレと組み合わせたほうが良さそうだ。

一昨日、午後は「校内教研」だった。
一年のうちに何度かの「教研」、今回も有意義だった。
講師の先生のお話は、学生時代に何度も聴いたこと、考えたことの繰り返しだったが、
現場に立っていると、そういう「基本」を忘れがちだ。
学校の中の常識がいつも「正しい」かのように価値観が固定されていってしまう。
前提を疑うことのできないものは、ノウハウしか学べない。(ベイトソン)
ノウハウはもちろん大事だけれど、前提が間違っていることはよくあることなのだ。
常に頭をやわらかくしておくこと。
いつもいつもそう自分に言い聞かせてはいるが、
やはり外から来ていただいた講師の先生の話にふれることほど、
頭に刺激を受けるいい機会はないと思う。
自分の頭をやわらかくしておくには、
いつでも色んなところへ行って、色んな話に触れることだと再確認した。
一昨日のお話を頭にぶら下げながら挑んだ昨日の「倫理」は、
なんとなく面白かった。

「倫理」はいま原始仏教の話。
この時期に原始仏教というのは進度がちょっとおかしいが、そこは気にせず。
四苦八苦なんていって、
改めて考えるとずいぶん重い話をしているなぁ、と思った。
それが今日「現代社会」の授業のときに、
「倫理」を選択している生徒達が「オレは怨憎会苦」だとか「お前は愛別離苦」だとか、
五蘊盛苦だの求不得苦だのと喜んで使っているから面白かった。
あんまり面白がって使うことばではないが、
生徒たちは言葉に羽を与えることが出来る。
重いものも軽やかに使いこなす。
それこそ「拘り」、「執着」がない。
「結び目」を断ち切り、「苦」を軽やかな風にかえてしまう生徒から、
前提を疑うセンスをどんどん吸収したい。

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